全保連に高圧的取立てをさせずに支払を30日後に伸ばした簡単交渉術

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出典:全保連 不動産関連

家賃保証会社大手である全保連(ゼンホレン)。ネットでは「取り立て」で有名です。

今回は、そんな全保連の取り立てを一切封じ込め、さらに支払期日を30日後まで伸ばした方法をご紹介。

目次

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全保連とはいかなる相手なのか

全保連は家賃保証をしている会社です。家賃保証は大家さんの代わりに家賃を取り立ててくれる便利な制度。取り立てに加えて、滞納している家賃も代わりに立て替えてくれます。

家賃を立て替えているので、うまく取り立てしないと自分だけが損する可能性があるんですね。

そのせいか、全保連の取り立ては強烈なすぎるとネットでもザワザワされています。家どころか、会社と縦横無尽に取り立てるのです。

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全保連に取り立てをされたら・・

ここからは僕の実際の体験談。(日時は例えです)

家賃支払い日が7月25日で、情けないことに払えませんでした。すると8月25日にあの全保連から電話が。

「8月31日までに支払ってください。支払わなければ連帯保証人に連絡します」

全保連のすごいところは、この二言だけでも妙にイラッとする言い方をすること。

連帯保証人にはかけてほしくないし、31日は無理だし・・。このままでは、全保連完全勝利か・・。

という状況の中、ふと昔読んだことがある交渉テクニックを思い出しました。あの元・大阪府知事の橋下さんが書いた『図説・心理戦で絶対に負けない交渉術』という本での一文。

交渉において相手を思い通りに動かし、説得していくには、はっきり言って三通りの方法しかない。

“合法的に脅す”“利益を与える”“ひたすらお願いする”の三つだ。

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全保連の取り立てに対抗するには

まずは「合法的に脅す」。

「こっちがずっと支払わなかったらどうするんですか?」

「裁判で勝って強制執行しても、通帳に残高ないと意味ないでしょ?」

みたいなことは思いつきましたが、連帯保証人に突撃なんて、向こうからするといつでもできること。合法的に脅しにかかると、おそらくすぐに連帯保証人にかけてしまうでしょう。

連帯保証人への突撃はカンベンしてほしいので、「合法的に脅す」は却下。

次に「利益を与える」。

残念ながら、与えられる利益がとっさに思いつかなかったので却下。

最後に残った「ひたすらお願いする」。

まあこれしか残ってないし、これにしよう。相手も高圧的だから、へりくだればいい気分になるだろう・・。

というわけで徹底的にへりくだることに決めました。

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全保連に言ったセリフ全記録

「本当に今お金がないんです・・」

「連帯保証人に家賃をかりようと思って、連絡してみたんです」

「けれど、あちらもお金に困っているようで・・」

「でも来月の25日には、まとまったお金が入るんです・・」

「そこまで待ってもらえませんか・・」

「今、家賃代はあるのはあるんです」

「でもこれを払ってしまうと明日からの生活費がなくなるんです」

「これを払ってしまうと家族みんな生活できません・・」

「なんとか待っていただけませんか・・?」

「今後は二度と迷惑をかけないので、お願いします。一生のお願いです」

相手にしゃべらせる間もなく、立て続けにしゃべりまくりました。すると、

「今回だけ待ちますよ、二度としないでください」

作 戦 完 了。

実際に次の月の末日まで一切取り立てはなかったです。

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あとがき

「全保連は全然待ってくれない」

「マジ全保連無慈悲」

みたいな話をネットではよく見ますが、今回は待ってもらうことができました。

おそらく全保連の中でも、絶対的な支払期日は規定されていないのでしょう。担当や支店ごとのサジ加減で決まる可能性が高いのでは。

「こいつは取り立てしないでも、いつかは払うな」と思わせさえすれば勝ちです。全力でへりくだりましょう。

全保連についてはこのような記事も書いてます。全保連の審査などが気になる方は見て損はないのでは。

【2023年版】全保連の審査について知るべき3つのポイント
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