虚言癖を治したいけれど、治せるの?虚言癖を治す方法は?

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気持ちの問題

(友人のノブヒロさんからの投稿です)

こんばんは、虚言癖カウンセラー ノブヒロです。
私は、虚言癖に約20年近く悩んでいました。

今回は、虚言癖で悩んでつらい、苦しいあなたへお話をしていきます。

そして虚言癖ではない人にも知ってほしいんですが。
虚言癖はつらいんです。 本当は嘘をつきたくないんです。

悩んでいる人は特に苦しんでいます。

虚言癖の自覚はあるけれど、どうすれば治せるのかわからない。

そういった悩みを持つ方は多いんです。

私自身、凄く悩んで、よくネットで治し方を調べていました。
でも出てくるのは「治らない。」「精神障害がある。」「関わらないようにする。」
そういった内容ばかりでした。

でも、虚言癖で悩んでいる人は、悪い人というわけではありません。
そして誰もがなりえる話なんですよ。

今回は、本当に虚言癖を治すことはできないのか?
また、治す方法はあるのか?

そういったテーマでお話していきます。

目次

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虚言癖を治したいけれど、治せるの?

よくネットで「虚言癖」「嘘つき」で調べていると、
・虚言癖は病気だから、治ることはない
・治ることはないから、そう思って接するしかない

という言葉を目にしたり、耳にすることもあると思います。

実際、虚言癖は治すことができるのでしょうか?

私の意見を書かせていただくと、
虚言癖を治す事はできます。
でも、簡単ではありません。

確かに簡単ではありません。
今まで生きてきて、それが当たり前の反応、
反射的なレベルで、嘘が出てきてしまうからです。

でも、嘘が出ないようにコントロールすることはできます。

最終的には完全に治せますが、
最初の段階でも「あ、今嘘をつきそうになった。」と気づけるようになります。

そして練習を繰り返していけば、
「嘘をつこうとする前に、気づけたぞ!」
「嘘をつく前に気づけたらから、言わずにすんだぞ!」と、
コントロールできるようになります。

そこで今回は、最初の序の口の部分の治し方をお話していきます。

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虚言癖を治す方法は?

①まずは自覚すること。

いつもも話しているのですが、
自分は嘘をつく癖があるんだと自覚することが大切です。

自覚さえすれば、嘘を言ってしまった後でも、
「あの時嘘を言ってしまったな。」と気づけるし、

普段から、嘘を言わないようにするという意識が芽生え始めるので、
ある程度時間はかかりますが、嘘を言わないようにしようという意識が浸透していきます。

それがまず大事な1歩です。

②改善して、どうなりたいか。

これが自覚の次に大切です。

そもそもあなたはどうして、虚言癖を改善したいのでしょうか?

自分のためですか?
家族のためですか?
恋人のためですか?

理由はなんでもいいです。

例えば、
「奥さんとの関係を良好にしたいから。」
「仕事で信頼を取り戻したいから。」
「あの人を振り向かせたいから。」

なんでもいいんです。

それが明確になっていないと、
前に進めなくなってしまうんですよ。

基本的に目標や、目的というものがないと、人はなかなか動けません。

仕事だったら、売上●●達成!
ゲームだったら、ラスボスを倒す!
テストだったら、受験合格!
恋愛だったら、この人と付き合う!

目標は大きな原動力になります。

どうして、自分は虚言癖を改善したいのか。
一度考えてみてください。

③本心を出すようにする。

これも出来るところからで構いません。

家族や友達、恋人や職場の仲間、誰でもいいので、
自分の本心を話せそうな人に、本心を話してみてください。

もし、そういった知り合いがいないよ!という人がいれば、
嘘を全く書かないということを意識して、自分の日記だったりブログを書いてみてください。

嘘をつかずに記事を書こうとすると、結構難しいと思います。
書いてる途中でも、頭の中で話を盛ろうとするからです。

おそらく、本心を出すことに、かなり抵抗があると思うので、
少しずつ本心を出していって、トレーニングをしていきましょう。

そうやって慣れていけば、少しずつ本心を出すことに抵抗が減っていき、
嘘をつく回数が減っていきます。

本心を出す、嘘を正直に告白することは、とても大事なのですが、
いきなりってすごく難しんです。

いきなりやろうとすると、結局怖くて、中途半端に嘘と正直を混ぜてしまい、
悪化するケースもあります。

ゲームと一緒で、いきなりラスボスに挑まなくても、
まずはスライムから倒していけばいいんですよ。

④自分がどういった時に嘘をつくのかを認識する。

これもとても重要です。

例えば友達の輪の中では嘘をついてしまうけど、
兄弟の前では嘘をつかないなーという人や、

職場で嘘をついてしまうけれど、
彼女の前では嘘をつかないなーとか。

Facebookなどで記事を書く時に、
つい嘘を書こうとしちゃうなとか。

趣味の話は嘘を全然つかないけど、
仕事の話や私生活の話になると嘘をついちゃうなとか、

人それぞれあると思います。

例えば私の場合は、
自分が本当に好きなジャンルの物、
(ゲームとか旅とか)の話に関しては、
ほとんど嘘をつくことはなかったのですが、

自分の日々の生活の話や、私生活の話になると、
話を盛っていました。

また、怒られたくないとか、
心から信頼している人に嫌われたくない!と思った時に、
嘘をついてごまかそうとする癖がありました。

そうしていくと、自分が嘘をつく理由がなんとなく見えてくるんですよね。

私の場合ですが、私は保身のために嘘をついていたんだということに気づきました。

人から嫌われたくないという想いもあるけれど、
それ以上に自分が出来ない人間だと思われたくなかったんだなとわかったんです。

だから、自分が出来ない人間だと思われるような要素に気づかれそうな時、
嘘が出てくるというのがわかってきたんですね。

例えば、
・部屋が汚い。それってダサい。
だから部屋が汚い事がバレたくない。

→自分の部屋は綺麗だよ。と、部屋が汚い人に優越感を得ようとした。

・運動をする習慣がない。それって恥ずかしい。

→実は一日30分はランニングするようにしてるんだー。
朝早起きして走ってるんだーと嘘をついていた。

・実は自分は恋愛経験が少ない。ダサいって思われたら嫌だな
→今まで付き合ってきた人の人数をごまかした。

と、どんどんわかっていったんです。

あとは、そのタイミングの時に気をつけていれば、 嘘をつく前にコントロールすることができます。

このタイミングで嘘をつこうとする自分さえわかっていれば、
あとはその時に気をつければいいだけです。

そもそも自分が、どういった時に嘘をついてしまっているのか。
自覚していても、それがわかっていない人も多いと思います。

自覚し、本心を少しずつでも話せるようになってきたら、
自分がどうして嘘をつくのか、どのタイミングで嘘をつくのか、
それに気づきましょう。

そうすれば、後は大丈夫です。

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虚言癖を改善した状態とは、どういった状態なのか?

さて、生まれてから今まで、この世で「嘘」を1度もついたことがないという人はいないと思います。

誰もが何かしらの嘘をついてきて、それが良い時、悪い時というのがあったはずです。

私の伝え方もよくなかったのもあり、「嘘を全くつかないようになりたいです!」というお話をいただくのですが、 正直、虚言癖の改善=嘘を全くつかないというのは違います。

わかると思うのですが、虚言癖ではない人も嘘をつくことがあります。

その嘘は様々あると思いますが、誰しもが嘘をつくということはあるのです。

例:

・旅行先のお土産屋さんでおばちゃんに「これ美味しいからお食べ。」と言われて食べた物がおいしくなかった時に、 「ありがとう、美味しいです。」と言う。

・業務上の秘密を守るため、「君って携帯のキャリアに勤めてるよね?iPhoneの新作いつ出るかとか、知ってるの?」 (本当は知っているけど、業務上の秘密を守るため)「いやー、知らないよ。」 など、こういった嘘って誰もがつくはずなんですね。

(お土産屋さんのおばちゃんに対しては、素直に「イマイチっす!」という人もいますが、そこは人それぞれです。)

じゃあ、虚言癖の改善された状態って何かというと、 嘘をつく必要がなくなる状態なんです。

そのためのステップはいろいろありますが、 それが最終的なゴールなんですね。 今はおそらく、 ・そもそも嘘を無意識につく人。

しかも悪い嘘をついてしまう段階の人。

・無意識に嘘をつくが、あとで「あ、しまった。」と気付き、後悔する段階の人。

・虚言癖があるなと気づいていながらも、嘘をつかないとやっていけない段階の人。 ・意識も改善できてきたけれど、現実が追いついていない段階の人

など、人それぞれ段階がありますが、 どれかの段階で引っかかってる人が多いと思います。

何より虚言癖で、1番良くないことなのが、 悪い嘘をつき、周りに影響を与えてしまうこと。

そして自分自身の首を絞めてしまう事が1番良くないことなのです。

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嘘をつく必要がなくなる段階とは?

嘘をつく必要がなくなる段階。 これが私の目指している虚言癖のゴールです。 その段階になると、具体的にどうなっているのか。 いくつかお話をしていきます。

①自分の理想をしっかり体現している。

「もっと●●だったいいのに。」 「●●になれればよかった。」 「本当は●●でいたい。」 でも現実はそうではないため、嘘をついてしまうというお話を以前もしていました。

逆に言えば、これらが本当にかなっていれば、嘘をつく必要って全くないんですよ。

例えば、「素敵な恋人が欲しい。」 当然ながら本当にいれば、嘘をつく必要ないですよね。

「もっとお金が欲しい。」 実際に収入が上がっていれば、嘘をつく必要はありません。

「本当はかっこよくありたい。」 人それぞれかっこよさはあると思いますが、 おそらくその本質には、「誰かに振り向いて欲しい。」などの気持ちがあるはずです。

仮に、理想どおりのかっこよさではなくても、 その人に振り向いてもらえていれば、嘘をつく必要はありません。

このように、現段階の理想を叶えている状態というのが、まず1つです。

②周りの視線が気にならなくなった時

これも「全く周りの視線を気にしなくなれ!」というお話ではありません。

例えば、どうしても周りからよく見られたい。周りから嫌われたくない。好意的に思われたい。

という想いを持っているとします。

すると、どうなるか。

媚びる、というわけではもちろんないのですが、 自分の思う理想の人気者をイメージし、それを演じ始めてしまいます。

すると自分より人気がある人に嫉妬心が湧いたり、 自分以外の人に好きな人が振り向いてしまえば、マイナスな感情が爆発します。

その結果、自分自身を偽るようになっていくのです。

しかし、現実として、すべての人に好かれようとすればするほど、 自分らしさ、自分の理想というのは表現できなくなっていくのです。

例えば、有名な人だと明石家さんまさん。 さんまさんは、人によっては「面白い人!」とプラスの評価があり、 「うるさい、やかましい人。」というマイナスの評価を持っている人もいるでしょう。

しかし、マイナスの評価の人のために、さんまさんが黙るようになってしまったら、 それはまた違いますよね。

このように、自分の性格を前に出せば、プラスな評価をする人、マイナスな評価をする人、 簡単に言うと、好きになる人、嫌いになる人がどうしても出てきてしまうものなのです。

つまり、周りの視線が気にならなくなった時というのは何かというと、 嫌われる人がいてもいいと思えた時、そのように考えれるようになった時です。

すると、自己を偽ろうとする感情は消え、嘘をつく必要がなくなっていきます。

③自分の意志を持った時

自分の意志。 実はこれ非常に大事なことなんです。

「自信がない。」という人には特に大切なことです。

よく、「自信をつけるのなら、『成功体験』を持て。」 といった本だったり、お話を聞いたことがある人も多いと思いますが、 実はあれって間違ってるんですよ。

理由は、以前自分の過去話でもお話しましたが、 そのうまくいった経験が、結果として虚言癖に繋がるからです。

実は成功体験の恐ろしい部分って2つあるんです。

1つ目は、その体験、その成功に縛られてしまうこと。

2つ目は、成功の定義が人それぞれであること。

です。

1つ目はどういうことかというと、わかりやすい例で言えば、 「俺は昔、部活で部長をやって、全国大会まで進めたことがあったんだ。」 という人がいたとします。

その人が社会に出て、仕事で失敗してしまったり、人間関係でトラブルがあったとしましょう。 するとまた「俺は昔、こうだったんだ。だから今の俺にできないはずがない。俺はすごい。」と、 その経験に縛られ、結果「自分はできるやつなんです!」と誇張をしてしまうんですね。

ある意味、自信は満々です。 しかし、現実が見えていないため、周りからすると「また口だけ・・・。」と言われてしまうのです。

結果、虚言癖、嘘つきだ!と言われてしまうんですね。

2つ目は、良くも悪くも成功の定義が人それぞれということです。

例えば、テストで赤点を回避できれば成功という人もいれば、 80点取れば成功、満点を取れば成功という人もいます。

満点を目標にしている人が90点を取ったとして、 赤点回避を目標にしている人から「90とかすごいじゃん!!」と言われても、 本人からしたら全然うれしくないんです。

自信には繋がりません。むしろ、マイナスに作用します。

そして1つ目と同じように「昔は100点取れたのに・・。」と、過去の自分の成功体験が枷になり、 「今の俺はダメなやつだ・・・。」となってしまうんです。

また、偶然成功したり、周りの援助で成功することもあります。

「自分の意志」「自分の力」で結果を出した訳ではないので、自信を持てる、というわけではないのです。

このように成功体験があるから、自信を持てるというわけではありません。 では、どうすればいいのかというと、 自分の意志を持つことが大切なんです。

例えば、先程のテストのお話で言うと、 80点を目標にしている人がいるとします。

そして、この80点というのは、 親や、先生や、友達に言われて決めたのではなく、 自分自身で「俺は、80点を取ってやる!」と決めている。

なおかつ自分の意志で、その目標に向かって進む。

自分の意志で、親や先生や友達に協力を依頼する。

そうすると、うまくいっても、うまくいかなくても、 「俺はこれだけ動けたんだ。」という結果につながり、 結果として自信がついてきます。

誤解がないように言いますが、頑張ったから自信がついたのではありません。

それはあくまで結果です。 自分の意識で決めて動いた。 これが大事なんです。

今の仕事は、自分の意志で決めたものなのか? ただ流されていたのではないか?

自分の意志で行動できるようになった時、 もはや嘘をつく必要はなくなってきます。

④本音を打ち明けあえる人と出会った時

虚言癖で悩む人の誰もが、 自分の素直な感情を、ありのまま見せたいですし、 嘘をつかずに、罪悪感無く話せたら、どんなに楽か、と考えています。

2つ前に話した、理想を体現した状態とも被る部分はあるのですが、 ありのままを話せる人がいたら、嘘をつく必要もどんどん減っていきます。

しかし、ここで勘違いしてはいけないのは、 「そういった人が現れたらいいな。」 「そういう人と出会えたらいいな。」 と、受け身になってはいけないのです。

恋愛でも同じだと思いますが、

「かっこいい人と出会いたいなぁ。」

「キレイな人と出会いたいなぁ。」

と思ったとしても、 家に1日中、ゴロゴロしていたら出会いはないですよね。

やはりそのためには、外に出たり、家でもパソコンやスマホでSNSを駆使したり、 何かしらのアクションを起こさないといけません。

自分の意志の話とも被りますが、 自分で行動して、本音で付き合える人と出会うと、 本当に心から話せる仲の人と出会うことができます。

また、今仲良くしている人との関係も考えていかないといけません。

これも、実はとても心苦しいことなのですが、 正直に生きるためには、すべての人から好かれることはできなくなります。

どういうことかというと、すべての人に好かれようとするというのは、 すべての人にあわせて、自分の生き方を合わせている状態だからです。

自分らしくいきよう!という話や、 ありのままの自分でいよう!といった歌も流行りましたね。

でも、それだけ話がでているにも関わらず、 自分らしく生きてる人って、物凄く少ないんですよ。

例えば、漫画の『ONE PIECE』がすごい好きな人がいたとします。 「僕、めっちゃONE PIECE好きなんですよ!!」という人ですね。

「俺も俺も!!」という人もいれば、 「ONE PIECE、別に好きじゃない」という人もいます。

死ぬほど好きな人もいれば、ちょっと好きな人。

見るのも嫌いという人もいます。

漫画だけでなく、食べ物もそうです。

肉が好きで魚が嫌いな人もいれば、逆の人もいます。

ベジタリアンもいます。

生き方もそうです。

高学歴の人以外とは付き合わない!という人や、 めちゃくちゃフレンドリーな人。 ポジティブな人、ネガティブな人。

仕事を大事にしている人。

家庭を大事にしている人。

両親を大切にしている人、両親が嫌いな人。

様々なんです。

本音を話せる人と出会う。

これを突き詰めると、物凄く親友レベルで仲良くできる人が増える一方、 話が合わなく人も同じように出てきます。

でも、それでいいのです。

無理に話を合わせる必要もないです。

もちろん、「そんな生き方はしたくない。俺はいろんな人と仲良くしていたい。」 と、いう人ももちろんいます。

それはそれでいいのです。

それがあなたの本音ですから。

その本音に合う人と出会って、関係を気づいていけばいいのです。

そして、そういう人は、空から降っては来ません。

自分で行動して、いろいろな人と接していくしかありません。

「本音を話せる人と出会えたらいいなぁ。」ではなく、

・新しい趣味を始める ・今まで行ったことないような所に行く非日常を大切にする

・断っていた友達の誘いに乗る(行きたいと、心から思うのなら。)

・思い切って募集されているパーティやオフ会に参加してみる。

行動しないと、まず出会えません。

私の周りにも「このゲームの話ができる人が増えたらいいなぁ。」なんて言っている人がいますが、 でしたら、そういったゲームの話ができそうな所にいけばいいんです。(オフ会やイベントなど。)

そうやって行動して、自分の意志で「この人と仲良くなりたい。」という人がいれば、 その人との関係性を大事に気づいていきましょう。

嘘をつく必要もなく、本音で話せる。 これほど楽しいことはありませんので。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。
結構難しい部分が正直あると思いますが、
確実に意識していけば、嘘をつかないようにすることができるので、

今、虚言癖に苦しんでいるのなら、
今回話した内容は、是非意識してみてください。