お賽銭はいくらがいいの?正しい合格祈願の作法!!

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気持ちの問題
もうすぐ受験シーズン到来! 合格祈願で神社へ参拝しようと思っているあなた、なんとなく「お賽銭」と「神様お願い!!」だけで済ませようと思っていませんか? せっかく参拝するのですから、正しい作法でここは決めたいところですね! 当記事では基本的な神社参拝のマナーと、気になる「お賽銭の金額」について解説します。 受験の合格祈願で参拝をしようと考えていらっしゃる方は是非ご覧ください。 関連人気記事 【高校受験】受験生なのに勉強しない子供への親ができること 合格祈願お賽銭    

目次

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参拝のときにやってはいけないこと

神社の鳥居の前に到着した自分をイメージしながら読み進めていってくださいね!  

ちょっと待って!鳥居をくぐる前に・・・

鳥居をくぐったらそこはもう清浄な空間の始まりです。 なので、鳥居をくぐる前に参道の中央を避けた「左側」で一礼しましょう。   ちなみに、大きな神社では本殿に到着する前にいくつもの鳥居がありますよね? 本殿から一番離れているところから一の鳥居、二の鳥居・・・となり、正殿に近づくほどより神聖な空間となるのです。 ですから、それぞれの鳥居で一礼!しましょう。   どんなに正殿から離れていても一の鳥居からくぐってみてくださいね!   神聖な場に入るのですから、露出の多い服装は避け、また、服装の乱れを直してから入りましょう。 ちなみに鳥居をくぐるときは「左足」から入るのだそうですよ!    

参道の中央を歩かない!

境内へ続く参道の中央は神様の通り道(「正中[せいちゅう]」と呼ばれます)なのです。 ですから参拝者は参拝前も終了後も参道の「左側」を歩くのが良いそうです。 ただ、年末年始の大混雑の時は無理に端へよける必要はありませんよ! 大声でしゃべりながら歩くのも控えましょう。  

手水舎(てみずしゃ・ちょうずや)で身を清めてから!

神社の手水舎で手と口を清めます。手順は・・・   ・まず柄杓(ひしゃく)を右手に持ち左手に水をかけ ・柄杓を左手に持ちかえ右手を同じように清め ・右手で持った柄杓の水を左手に溜めて口をすすぎ ・最後に左手を清めた後柄杓を立てながら流れ出た柄杓の水で柄の部分を清めて元に戻す   の順番です。   ここでありがちなNGな行動は・・・ ・柄杓に口をつける ・手水舎の水を飲んだりうがいをする ・手水鉢の中に手を入れて洗う   うっかりやらないように…気をつけましょうね!  

本殿では「二拝二拍手一拝」

さあ、いよいよ合格祈願です。次の手順ですよ! ・お賽銭を入れて鐘を鳴らします(鐘は邪気を払うため) ・2回深くお辞儀して ・2回拍手(神様に届くように大きな音で) ・両手を合わせて祈願!自分の住所、氏名、志望校を具体的にイメージして。 意外ですが、目は閉じず正面を見据えて穏やかな笑顔が良いそうです! ・最後に1回お辞儀して参拝終了   ここでありがちなNGな行動は・・・ ・賽銭箱の前を陣取ってなかなか動かない ・神殿の正面の写真を撮る ・帽子をかぶったまま拝礼 ・記念にとご神木の枝や境内の石を持ち帰る ・ゴミを捨てる   …どうぞお気をつけくださいね!      
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お賽銭の金額はいくらがいいの?

  そもそも、「お賽銭」の意味をご存知でしたか? 「神様にお願いをかなえていただくためのお金」だと思っていませんか⁉   実は全然意味が違うんです。   願いがかなったことに対して、神様に感謝する気持ち「お礼」として差し上げるものだったんですね!   そうだとすると、受験の合格祈願に参拝した時のお賽銭は「今まで健康に過ごすことが出来ました」「精いっぱい受験勉強出来ました」など、今まで見守っていただいたことに対するお礼ですね。   さらに、その幸せの「ご縁」が末永く、受験合格に結び付くように、ということでお賽銭の金額にも色々な意味が込められているそうなのでご紹介しましょう。   「ご縁=5円」の語呂合わせでこんなにありました! 5円玉は穴が開いているので「先が見通せる」という意味もあり、よく使われるそうですよ。  

縁起の良い語呂合わせ

5円(5円玉1枚) ご縁がありますように
10円(5円玉 2枚) 重ね重ねご縁がありますように
15円(5円玉 3枚) 十分ご縁がありますように
20円(5円玉4枚) よいご縁がありますように
25円(5円玉5枚) 二重にご縁がありますように
30円(5円玉6枚) 安定・調和のとれたご縁がありますように (「六角形」は調和・安定をもたらすそうです)
35円(5円玉7枚) 再三ご縁がありますように
40円(5円玉8枚) 末広にご縁がありますように
45円(5円玉9枚) 始終ご縁がありますように
50円(5円玉10枚) 五重の縁がありますように(50円玉1枚でも可)
55円(5円玉11枚) いつでもご縁がありますように/午後(ごご・55)に投げるとご縁がある
105円(5円玉21枚) 十分にご縁がありますように
115円(5円玉23枚) いいご縁がありますように
125円(5円玉25枚) 十二分に御縁がありますように
415円(5円玉83枚) よいご縁がありますように
485円(5円玉97枚) 四方八方からご縁がありますように
さすがに100枚近い5円玉を集めるのは大変ですよね。 そんな時は、何種類かの硬貨を組み合わせても大丈夫なのだそうです。 ただし10円玉は「10円(遠縁)=ご縁を遠ざけてしまう」となってしまうので使わない方が良いみたいですよ!    

縁起の悪い語呂合わせ

65円(5円玉13枚) ろくなご縁にあわない
75円(5円玉15枚) 泣くようなご縁にあってしまう
85円(5円玉17枚) やっぱりご縁がない
95円(5円玉19枚) 苦しいご縁にあう
500円(500円硬貨1枚) これ以上効果(硬貨)がない
   
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受験シーズンが終了したら必ずやるべきこと

  あなたが受験シーズンを無事に乗り切り結果を出すことが出来たらやることがあります。   「御礼参り」です。   第一志望に見事合格できたときはもちろん、第一志望に合格できなかったとしても、とにかく受験を無事に乗り切ったことに対して神様に感謝の気持ちを伝えるのです。   「お賽銭」でも良いですし、合格の喜びを紅白ののし袋にいれ「御礼」と書いて社務所に奉納しても良いでしょう。   例え受験の結果は不合格だったとしても、ここでお礼参りをしておくという謙虚な姿勢こそ、これから運が開けていくために必要である、ということではないでしょうか。   これで一連の「合格祈願」は終了します。      
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まとめ

  いかがでしたでしょうか? せっかくの合格祈願です。 あなたも是非、神社参拝の正しいマナーで、お賽銭も素敵な語呂合わせの小銭をキッチリ用意して合格祈願に出かけてみてくださいね。