天体といえば、2019年も部分日食とか色々天体ショーがありました。
実は本格的なクリスマスを味わう前の2019年12月11日に、金星と土星が接近する、というイベントがあります。
クリスマスシーズンを楽しみ、あじわうのもいいですが、お子様がいる家庭なんかはその前に天体ショーを見るのもいいですね。
目次
金星と土星はいつ何時に接近するの?
土星は太陽系の中で、環(わ)をもつ惑星で有名で、「太陽の宝石」と呼ばれています。
金星は、地球のすぐ内側を回っていて、別名「地球になれなかった星」とも言われています。軌道のまわりかたが似ている事がこの名前の由来です。
金星と土星がいつ、どれくらいの頻度で接近するのか調べてみました。
2019年は2回だけでした。
・2月19日(火)
・12月11日(水)
滅多にないことだというのがわかりますね。
気になる見え方や最接近する時間は下記です。
・見える場所:いで座の近く 南西の空、高度20度くらい
・時間:夕方、午後4時ごろから6時過ぎに見られます。
部分日食のように、その日その時でないというわけではなく、当日と前後数日観測できます。土星と金星が一緒に地平線に沈んでいく様子をぜひ見てみてくださいね。
望遠鏡が必要?
惑星というと望遠鏡が必要というイメージがありますよね?
土星も金星も、以外ですが肉眼で見えます!特に金星は「明けの明星」「宵の明星」なんていう言葉があるくらいです。
どこかで聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
「明けの明星」はその言葉の通り、明け方に見える金星、「宵の明星」は夕方に見える金星です。他の星と比べて明るく輝いているのが特徴です
土星は、南の空にある、クリーム色の星を目安にするといいです。
太陽系の惑星なら土星までは見えるのです。
天体観測に便利なお助けグッズ
肉眼で見えるのはわかったけど、射手座と言われてもどこかわからないし、という方はお助けグッズを使いましょう。お助けグッズと聞くと、星座早見版が真っ先に頭に浮かびますがその他にも今はアプリもあります。より楽しめますね。
グッズ
星座早見つきキーホルダー:裏が星座早見表になっていて、持ち運びに便利です。AMAZONで買えます。
ポケット星座図鑑:表皮は星座早見表がついていて、見たい星座一目で分かるようになっています。楽天で購入可。
アプリ
星座表:空にかざすと星座表が目の前に見えている星座についてアプリが教えてくれます。
星座早見AR:空に向けると、星座の名前などを教えてくれる、AR機能搭載アプリです。ナビもあるので探したい星座をすぐに見つけられます
88星座図鑑:星座の位置が調べられるようになっていて、天文のマメ知識も学ぶことができます。
この3つはどれも無料でおすすめできます。iPhoneでもGoogle playでもダウンロード可能。どれも口コミも高評価です。
防寒対策
寒い時期なので防寒対策はしっかりとしていってください。薄暗い時間に見るので、あまり見た目は気にせず、重ね着をして、必要なら携帯カイロも使うとより暖かいですよ。
双眼鏡
また、肉眼でも十分に楽しむこともできますが、より細かく見たいのであれば、是非双眼鏡も使用してみてください。
双眼鏡は性能や倍率は様々ですが、初めて購入を検討するなら8倍程度の双眼鏡がオススメです。使いやすいうえに軽く、天体観測以外にも舞台鑑賞に使えます。
色々、見たくなると倍率を高いのを検討したくなりますが、慣れるのに少し時間がかかりわかりにくいかもしれません。
参考までに土星の「環」と見たい場合は、100倍が目安です。
最後に
クリスマス前の忙しい時期、親子で少しゆっくりして空を眺めてみるのもいいですね。気分が新鮮になり、新たな何かを発見するかもしれません。
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