【2023年版】平成仮面ライダーおすすめは4作品!絶対に見てはいけない1作品も紹介

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アニメ・特撮関連
出典:テレビ朝日「仮面ライダージオウ」

仮面ライダー、もう何作品あるんですかね。

もう40周年以上たってますからね。ジオウで平成ライダー20作品目だから‥‥だいぶありますな。

これだけ数があったら、何の仮面ライダーがおすすめなのかわからない人も多いはず。

そこで今回はライダー好き20年以上の僕が、胸をはっておすすめできる仮面ライダーをご紹介。

主観バリバリ入ったおすすめなんで、あらかじめご了承ください。

俗にいう「昭和ライダー」まで含めると大変な文章量になるので、今回平成ライダーに絞って紹介していきます。

目次

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おすすめ仮面ライダー① 「仮面ライダー鎧武(ガイム)」

おすすめ仮面ライダーの1つめは「仮面ライダー鎧武」です。あらすじは以下のとおり。

巨大企業ユグドラシル・コーポレーションが運営する計画都市・沢芽(ざわめ)市。街の中では若者たちがいくつかのグループをつくり、ストリートダンスで、うっ屈を発散させていた。そんな若者たちの間で、ロックシードで召喚した小動物「インベス」を戦わせるゲームが密かに流行していた。最初は単なるダンスチーム間での勢力争いの道具にすぎなかったインベスだが、やがて彼らが生息する異世界から怪物が現れ、人々を恐怖に追い込んでゆく。
時を同じくして、異世界に迷い込んだ葛葉紘汰は、オレンジのロックシードを手に入れる。そして森の中で拾った戦国ドライバーで、仮面ライダー鎧武に変身する力を得る・・・。

引用:石ノ森プロ公式ページ

ガイムがおすすめ平成ライダーたる所以は、ストーリーです。

平成仮面ライダーシリーズの中でもトップクラスでストーリーが面白い。

毎回毎回、次回が気になるんですよ。

引きがうまいですし、数々の伏線が張られては回収されていくのが気持ちいい。

平成仮面ライダーは二話完結系の作品が多いんですが、二話完結だと本筋がなかなか展開されないんですよ。

平成ライダーでは「ダブル」とか名作って言われています。平成2期でも名作扱いですよ。

だけど二話完結系なので、僕は「ダブル」があまり好きではありません。おすすめできない。

ガイムは平成仮面ライダーでは珍しい「続き物」です。ほぼ全話、本筋になります。

一話見逃すと、大変な事になります。それがおすすめたる所以なのですが。

脚本が「まどマギ」や「サイコパス」の虚淵玄さんなんですけど、さすがの一言でした。

よく仮面ライダーのために書いてくれたな、と。

虚淵玄さんお得意の「世界の仕組み」に立ち向かっていく主人公が、がっつり見られますよ。

なぜ仮面ライダーの中でも「鎧武」をおすすめするのか。

「ストーリーが面白い」は、イコール「オチが予想外」でもあります。

ガイムは平成仮面ライダー作品では、屈指のラストに収束します。

全部見終わった後の余韻もなかなかのもの。

まあ正直虚淵玄さん好きなら予想できるラストなんですけどね。

仮面ライダーでもこれをやるのか!と唸りました。

(先にあのオチをやった仮面ライダー作品もあるんですよ。それはまた後で。)

単純にエンタメ作品として楽しめる、仮面ライダー鎧武。

初めて仮面ライダーにふれる人はもちろん、復帰組にもおすすめです。

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おすすめ仮面ライダー② 「仮面ライダー龍騎」

しつこいようですが、おすすめできる作品はやっぱりストーリーが面白くないといけません。

仮面ライダー龍騎は、仮面ライダーの中でもマジでストーリーが面白いですよ。

ざっとしたあらすじはこんな感じ。

Web配信でニュースを提供している「OREジャーナル」の見習い記者、城戸真司は、謎の連続失踪事件の取材中に訪れたアパートで、不思議な輝きを放つ「カードデッキ」を発見する。それが過酷な戦いへの始まりだった。カードデッキの力で鏡像の世界「ミラーワールド」へと飛ばされた真司は、仮面ライダー龍騎へと変身する。そこでは、さまざまな事情を抱えた若者たちが、仮面ライダー同士の生き残りを懸けた戦いを繰り広げていた。最後まで生き残った者は、何でも好きな願いが叶うという。13人の仮面ライダーによるバトルロワイアル。真司は、仮面ライダー同士の戦いなんて馬鹿げてると言い切り、バトルを止めさせようとするが…。

引用:石ノ森プロ公式ホームページ

龍騎は早い話「誰が死んで、誰が生き残るのか」毎回ドキドキするのです。

最後に生き残るのは誰なのか、そして待ち受ける驚愕のラスト。

●●●が●●のは、歴史の長い仮面ライダーシリーズでも龍騎ぐらいです。

個人的には、最終回よりも最終回の1話前がおすすめ。

龍騎をおすすめするのは「ループもの」だから

もし龍騎を見るなら、この作品が「ループもの」だと先に知っておいた方がいいです。

じゃないと、ラストに納得できないから。

ラストシーンがゲームでいう「トゥルーエンド」と知っておけば、号泣まちがいなし。

知らないと「へ?これで終わり?」ってなります。

トゥルーじゃないエンディングは、テレビスペシャルや劇場版で見れますのでぜひご一緒に。

そういえば、最近「トゥルーエンディング」なんてサブタイが付いた仮面ライダーがいましたが…少しは龍騎を見習いなさい!

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ちなみに龍騎のOPは仮面ライダーでも屈指のカッコよさなのですが…

「龍騎」のオープニング曲「Alive A life」は、それまでとは異なる“エイベックスらしいユーロビートな曲”を目指したことなどから完成までに時間を要した。田崎が「なかなか曲が上がってこなかったから、とりあえずB’zの曲でコンテを作って、曲ができてから微調整したんです(笑)。だからテンポなんかもそのB’zの曲に合わせてもらった」と暴露すると、観客は驚きの声を上げる。

引用:映画ナタリー

初めて知った時は僕もビックリしました(笑)龍騎のOP、必見ですよ。

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おすすめ仮面ライダー③ 「仮面ライダー剣(ブレイド)」

オンドゥル語」で一部界隈に有名な仮面ライダーとなった「剣(ブレイド)」。

ブレイドは僕的に平成仮面ライダー最高傑作と思ってます。ほんとにおすすめ。

作品の概要はこんな感じです。

53枚のカードに封印されていた、さまざまな生物の始祖たる不死生命体「アンデッド」。何者かの手で、その封印が解かれ、現代に蘇ったアンデッドが人々を襲っているという。不死のアンデッドを研究していた人類基盤史研究所、通称“BOARD”は、アンデッドを再び封印するために「ライダーシステム」を開発。BOARDにスカウトされ、仮面ライダーブレイドとなった剣崎一真は、先輩職員の仮面ライダーギャレン・橘朔也とともに、アンデッドを封印するために戦う。しかしBOARDはアンデッドに襲撃され壊滅してしまう。剣崎は生き残った研究員の広瀬栞とともに、すべてのアンデッドを封印する日まで戦いつづける覚悟を固めたのだった。

引用:石ノ森プロ公式ホームページ

全ライダー作品にすると「仮面ライダーBLACK」が好きなんですが…

ブレイドはBLACKと張るぐらい傑作です。

(今回は昭和ライダーは割愛なので、BLACKまた次回に)

ただ前半はマジで普通です。どちらかというと仮面ライダーシリーズでも面白くない部類に入ります。

が、しかし!後半の巻き返しがすさまじいんですよ!

最初が面白くなかっただけあって、後半の面白さが際立つ際立つ。

「龍騎」「ガイム」を超える衝撃のラストが待っています。

切なくて寂しい、仮面ライダー史上最大最高の結末です。

見たあとは必ず「あのベンチ」に行って、聖地巡礼したくなりますよ。

じつは「鎧武」のラストはブレイドのオマージュだったりします。

鎧武をすで見ている人にもブレイドはおすすめ。

ちなみにブレイドは作品が終了してから10年後にドラマCD化するほどのカルト的人気を誇っていて…。

天野:僕は未確認生物の研究所の所長です。今も人類を守っています。ドラマCDは声でしか伝えることができないメディア。オンドゥル語(※)と言われていた僕たちが10年経って、どれだけ成長したのか、はたまた全然成長していないのかを聞いていただければと思います。この答え……どう思う?

引用:電撃オンライン

このようにオンドゥル語は10年たってもネタにされるほど。本人たちも自覚しています。

キャストがいまだに仲がいいのもブレイドの特徴でしょう。

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おすすめ仮面ライダーその④「仮面ライダーエグゼイド」

「仮面ライダーエグゼイド」も個人的におすすめです。

最初はピンと来なかったですが、最終回まで見て「名作」だったと実感しています。

個人的に久々にガチっとハマった仮面ライダーなんで、自然とおすすめする文章も増えてしまいそうです。

まずはあらすじからどうぞ。

聖都大学附属病院・小児科の研修医、宝生永夢。患者を心身ともに救いたいと願う熱意に溢れる青年だが、気持ちが先走ってドジを踏むこともしばしば・・・。一方で、天才ゲーマー「M」としての顔も持つ、無類のゲーム好きでもある。永夢は自分が担当する患者、颯太の身体でうごめく奇妙なウイルスを発見したことをきっかけに、社会にまん延するゲームウイルス「バグスター」の存在を知る。バグスターに身体をのっとられそうになった颯太を助けるため、永夢は、同病院内の極秘部署に派遣されていた明日那から、ゲーマドライバーとガシャットを手にし、仮面ライダーエグゼイドへと変身した。無事バグスターを倒し、仮面ライダーの適合者として認められた永夢は、バグスターから人々を守るための戦いに身を投じる決意をする。ドクターとして、仮面ライダーエグゼイドとして、患者となった人々を救うため、ゲームという名のオペが始まる!

引用:石ノ森プロ公式ホームページ

あらすじだけ読んでも「めちゃくちゃ面白そう!」とはおもわないでしょ?僕もそうだったんですよ。

難しいテーマを見事に描き切った「エグゼイド」

最初にエグゼイドを見た時、ディケイド以上に「仮面ライダー像」からかけ離れていると思いました。

髪の毛がありますし、目がありますし、レベル1にいたっては2等身。

仮面ライダーらしさのないデザインで、ため息をついたものです。

ただ「医者」「ゲーム」というテーマは非常に興味がありました。

すごく新鮮で、いい主題だったのではないかと思います。

何回も復活できる「ゲーム」と、現実では二度と取り戻せない「命」。

難しいテーマですが、最初から最後までぶれずに対比してくれました。

エグゼイドは伏線回収が本当に上手かった

肝心のストーリーですが、エグゼイドは伏線の張り方と回収がうまかったですね。

回収する伏線はきちんと回収し、「そこまで回収する?!」なんて事も多かったです。

「最終対決と1話」「最終話での初期設定の復活」などなど…昨今の仮面ライダーではあまり見られないぐらい、キレイに回収していきましたね。

エグゼイドから脚本家が変わったのですが、さすがの一言です。

ぼくの苦手な二話完結系の構成ではなく、「鎧武」のような地続きのストーリー展開だったのも良かった。

続きが気になる「引き」も見事でしたよ。

魅力的なキャラクターが満載

ストーリーが面白いと、キャラクターも自然とイキイキしてくるんですよね。「魅せ場」があるから。

エグゼイドはストーリーがしっかりしていたので、各キャラの魅力を深ぼるシーンがたくさんありました。

主役ライダーはもちろん、敵である「バグスター」も魅力的。

「こいつはちょっと苦手だな…」なんてキャラが一人もいませんでした。

見てて不快にならないキャラがいないって結構重要ですよ、本当に。

エグゼイドは「初めての仮面ライダー」にぴったり

これまで紹介してきた「鎧武」「龍騎」「剣」はクセが全くないかと言われれば、そうではないです。

はじめて仮面ライダーを見る人にとっては、「?!」って思うところもあります。

だから「初めての仮面ライダー作品」として、胸を張っておすすめできるわけではないんですよね…。

初めて仮面ライダーに触れるなら「エグゼイド」が適任かもしれません。

ストーリーよし、キャラよし、テンポよしと仮面ライダーシリーズの看板になっても恥じない作りだと思いますよ。

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おすすめできない仮面ライダー「仮面ライダーゴースト」

筆者はすべての平成仮面ライダーを見てきました。

どの作品も一長一短あるものの、全くおすすめできない作品なんてなかったんですよ。

そんな中、ついに絶対におすすめできない仮面ライダーが登場してしまいました。

それこそまさに「仮面ライダーゴースト」です。あらすじは以下のとおり。

幽霊退治を担うゴーストハンター・天空寺龍は、偶然現れた眼魔と戦うが敗れ、息子の天空寺タケルに、宮本武蔵が持っていた刀の鍔を託し息絶えてしまう。
それから10年が経った2015年。大天空寺の跡取りとなったタケルは、龍と同じゴーストハンターを目指そうとするも、ゴースト(=幽霊)が見えないことに悩んでいた。タケルが18歳を迎えた日、大天空寺に小包が届く。その中には、龍の遺品である眼魂(アイコン)が入っていた。その眼魂(アイコン)に触れたタケルは、突如、幽霊の姿が見えるようになった。だがその直後、刀眼魔と槍眼魔の襲撃を受け、タケルは命を落としてしまう。生と死の狭間の世界で仙人に出会ったタケルは、偉人・英雄のアイコンを15個集めれば生き返ることができると教えられ、ゴーストドライバーを受け取る。そして人間の世界を害する眼魔から人々を守り、自らも生き返るために、仮面ライダーゴーストとなり戦うことを決意するのだった。

引用:石ノ森プロ公式ホームページ

あらすじを見ただけなら面白そうでしょ?そう思っていた時期が僕にもありました…。

「ゴースト」は最初から最後まで見どころがない

ゴーストには「99日過ぎたら主人公が消滅する」という設定があります。

物語のキモなんですが、期限が来ても謎の新設定で奇跡が起こって、期限が再び99日に復帰するんです。

作品のキモなのにご都合設定であっさり覆るものだから、視聴者的には失望ですよね。

「期限を延ばされたって、どうせ消えないんでしょ」とどうでも良い設定になったのが最大の問題でした。

「99日で消える」のはゴーストの唯一の面白そうな要素だったんですが、それがなくなるとゴーストには何も残らない。

特にドキドキする事もなくどうでもいいストーリーが最後まで展開されます。

主役である「ゴースト」が絶望的にかっこよくない

ゴーストは「偉人」の力を使って変身するのですが、残念な事に悲しくなるほどカッコよくない。

「偉人」のはずなんですけど、全然偉人っぷりが感じられないんですよ。

「仮面ライダー電王」みたいに偉人ひとりひとりに強いパーソナリティを付ければよかったのに…。

偉人のキャラクターが活かされるのは攻撃方法ぐらいです。

電王のように大幅にバトルスタイルそのものが変化しません。

見てて単調だから、カッコよさを感じられないんでしょうね。

仮面ライダーはカッコよければ許されるはずなのに…

仮面ライダーはハッキリ言ってストーリーが残念でも、カッコよければ許されます。

「ダブル」はストーリーが良くないと個人的には思っていますが、ライダーとしてのカッコよさは段違いです。

戦闘シーンを見るだけでも価値があります。

「ゴースト」も戦闘がカッコよかったら、「絶対におすすめできない」なんて言わなくてすんだんですが…。

すいません、戦闘シーンもダメ、ストーリーもダメでおすすめできる要素が一つもありません。

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ゴースト以外の平成仮面ライダーは基本的には面白い

ゴーストに対する内容がものすごい熱量になってしまいました…。

気分を変えて、他の平成仮面ライダーの話をしましょう。

今回大々的におすすめこそしませんでしたが、ゴースト以外の平成仮面ライダーで「駄作」はありません。

どの仮面ライダーもちょっとした難点はあっても素晴らしい作品ばかりです。

ヤフー知恵袋で各仮面ライダー作品をうまく紹介していた文章があったので、引用・紹介させていただきます。

仮面ライダーアギト

★『アギト』(シリアスだが、主人公はコメディ)
ライダーなんて子供向けの変身番組でしょ?と思っていた私に衝撃を与え、ライダー好きにまでした作品、それが『アギト』です。私が一番好きなシリーズです。
既に仮面ライダーだった男(賀集利樹)、仮面ライダーになってしまった男(友井雄亮)、仮面ライダーになろうとする男(要潤)の3人の群像劇です。多くの「謎」という伏線を張り、その謎を紐解きながら起承転結を繰り返すストーリー展開、装着系ライダーやダークライダーなど複数のライダーが登場することで生まれる確執や共闘、苛烈な正義への疑問の提示など、その後の前期平成ライダーのフォーマットを作ったとも言われています。
※平成ライダー史上最高視聴率ドラマです。

おすすめの4作品にいれようかいれまいか、めちゃくちゃ悩んだのが「アギト」です。

本当に名作なんですけど、うまくまとまりすぎててエッジがなさすぎるのが逆に難点だと感じています。

「天才」ではなく「秀才」みたいな感じの作品です。

仮面ライダー555

★『555』(完全シリアス系)
『アギト』で持ち上がった「怪人との共存」という話題と、『龍騎』で問いかけられた「なにが正しくてなにが間違っているのか?」という話題を追及したのが『555』です。昭和&ビルおたくの半田健人や、最近人気の綾野剛などが出演しています。
『555』の一番のおもしろさは、単純な善悪二元論では割り切れない話の展開です。どうみても悪役としか思えないライダーや、正しい心を持つ怪人が、それぞれの立場や思いによって行動し、当初なし崩し的に巻き込まれた主人公が次第に自我や夢を持つようになります。しかしながら、非常にドロドロと複雑な人間関係が話の根幹なため、賛否両論あるところでもあります。
なお、『555』は一定の条件下において誰でも変身できるため、ベルトの争奪戦も物語の主軸の一つです。
※携帯電話による変身ベルトは、Wドライバーに抜かれるまで平成ライダー史上最高売上でした。

仮面ライダーとしてのカッコよさは555がナンバーワンです。

ただ、ストーリーがドロドロすぎて気持ちよく見ていられないのが難点なんですよね。

いつも見返そうと思いながら、やめてしまう作品が「555」です。

仮面ライダーキバ

★『キバ』(シリアス系→一部コメディ)
基本テーマは「人間と怪人の共存」そして「愛」。親子、友人、恋人など様々な愛の形が、過去編・現代編を繰り返しながら「音楽」をキーワードに描かれます。
序盤はいまいち盛り上がりにかけるのですが、尻上がりに面白くなります。過去編の主人公である音也は、最初はかなり変わった、というか非常に迷惑な人なんですが、実は「愛と音楽を愛する自由人」であり、これを武田航平が魅力的に演じています。
ただし「ニチハチの昼ドラ」という評価もあるように、とにかく人間関係がドロドロしており、さらに恋愛ものですから、苦手な方は苦手なようです。
※劇場版見るなら、ぜったいディレクターズカット版が良いです。

よく「キバ」は昼ドラなんていわれていますが、「555」のほうがドロドロしていますよ。

キバの方が色恋沙汰に特化している感じですかね。

どちらにしてもドロドロはしているので、大っぴらにおすすめできない作品です。

ただ最終フォームの「エンペラーフォーム」のカッコよさはシリーズでも随一でしょう。

仮面ライダークウガ

★『クウガ』(リアル系)
『クウガ』のすごさはなにかと言えば、連ドラと遜色ないちゃんとした「刑事ドラマ」なことです。
警察とライダーが共闘して怪人を倒す、というのはいわゆる昭和ライダーではなかったのですが、もし現実に人がバタバタ殺されるいことがあれば警察が動くのが当然です。プロファイリングを行ったり、怪人の弱点を見つけ出し武器を開発したりと、戦い方も非常に現実的。いわゆるご都合主義を排しながらエンターテイメント性も両立したという点は、すばらしいの一言です。(同じようなことをやろうとして結局失敗したのが『響鬼』の前半。)
もうひとつ加えると、己の力を誇示し階級を上げるために単体で人を殺す怪人と、協力し合うライダー・警察の比べながら見るのも面白いですよ。
ただし、基本的に勧善懲悪的なストーリーですから、『龍騎』が好きであれば、ちょっと物足りなく感じてしまうかもしれませんが。
※とにかくバイクアクションがかっこいい。最近のライダーはバイクアクションがCGだったりして、かなりがっくりしています。

平成ライダーといえば第一作である「クウガ」は取り上げないといけないでしょう。

めちゃくちゃ名作なんですが、「おすすめできるか?」といえばそうではないんですよね…

多分難しくてついていけない人が多いと思うんです。気軽に見れないんですよね、クウガは。

ただ名作中の名作ではあるので、平成ライダーの「雰囲気」に慣れてきたら、絶対に見て欲しい一作です。

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仮面ライダー映画のおすすめ作品は?

平成仮面ライダーといえば外せないのが映画ですよ。

おすすめの平成仮面ライダー映画も紹介しておきます。

おすすめ映画no.1「仮面ライダー555 パラダイスロスト」

平成映画ナンバーワンは「仮面ライダー555パラダイスロスト」でしょうね。

まずはあらすじを紹介しましょう。

遠くない未来、どこかの国で。世界は人類の進化形たるオルフェノクの組織・スマートブレイン社が完全に統治し、人類のほぼ全てはオルフェノクと化していた。数千人を残すのみとなった人間たちは廃墟のような居住区に追いやられ、オルフェノクに脅える日々を過ごしていた。そんな状況に反逆する一部の者は人間解放軍を結成。逆転する唯一の手段として、スマートブレイン社が持つ二つの帝王のベルトの奪取を試みるも力の差は圧倒的で、敗北を重ね続ける。
そんな中、最後まで希望を失わず、レジスタンス活動をつづける解放軍の象徴・園田真理は人類に味方する木場勇治ら三人のオルフェノク達と共に、行方が知れない救世主ファイズ=乾巧の帰還を信じていた。しかし、スマートブレインの総攻撃の前に消えた巧の消息は未だつかめていなかった。解放軍のリーダー・水原や解放軍で唯一オルフェノクとまともに戦える用心棒・草加雅人達はもはや真理の言葉に耳を貸さずそれぞれに身勝手な行動を繰り返し、解放軍は明日の希望も見出すことのできない悲惨な状況になっていた。

引用:ウィキペディア

「パラダイスロスト」はまじで至高です。他にまさるものなし。平成仮面ライダー映画では頭ひとつとびぬけています。

最初から最後まで見ごたえがあって、ストーリー・戦闘すべてカンペキ。

仮面ライダーの映画では圧倒的なクオリティです。

テレビシリーズの555を見ていなくても全然楽しめるのも嬉しいところ。

映画はパラレル扱いで、登場人物の立ち位置が微妙に違うため、テレビシリーズを見てたらもっと楽しめる可能性は高いですが。

仮面ライダー映画はラストの戦闘をいかに盛り上げるかが重要視されがちです。

映画555はラストバトルのクオリティがパーフェクトでした。

演出と曲がね…、最高なんですよ。かっこよすぎる。

仮面ライダー映画でおすすめを探しているなら、「パラダイスロスト」は絶対外しちゃだめですよ。

おすすめ映画no.2「仮面ライダーアギト PROJECT G4」

映画555には及ばないんですが、アギトの映画「PROJECT G4」もおすすめです。

「パラダイスロスト」の次点を上げろと言われたら、アギトの映画を推します。

では気になるあらすじをご紹介。

とある超能力研究施設をアンノウンの群体が突如襲撃。紗綾香とレイの二人だけを残して研究所は壊滅してしまう。紗綾香とレイはストリートチルドレンとなり懸命に生きていた。
その後、警視庁G3ユニット部隊に陸上自衛隊一等陸尉・深海理沙が研修生として配備される。彼女は小沢が装着者を100%死に至らしめる危険性から封印していた禁断の対アンノウン装備・G4システムの設計を盗み出し、さらにはG4システムと超能力者をリンクさせた究極の回避能力を得ようとするべく、次々と超能力者を“保護”しようとしていたのだ。
そして、暴走した深海の魔の手は、紗綾香を保護していた真魚へと及んだ。折りしも、レイと街で知り合った涼から深海の居場所を聞いた翔一と氷川は、自衛隊のG4システム研究施設へ潜入する。

引用:ウィキペディア

記念すべき平成仮面ライダー映画第一作目だけあって、かなり力はいってますよ。

あらすじを見てわかると思いますが、アギトのテレビシリーズを見ていないと「?」な部分が結構あるのがたまにキズです。

ただアギトの事前情報だけちょびっと入れてたら十分楽しめるのではないか、と。

「PROJECT G4」の見どころは主役のアギトではなく、サブライダーのG3ーXが活躍するところです。

まあG3ももうひとりの主役ではあるんですけどね。

作品のタイトルになっていないライダーがここまでクローズアップされる劇場版は後にも先にも「アギト劇場版」だけなのでは。

自分よりもはるかに強いアギトに頼らず、圧倒的強さを誇る仮面ライダーG4をG3はどうやって倒すのか。

ぜひ自分の目でチェックしてみてください。

以上「【2023年版】平成仮面ライダーおすすめは4作品!絶対に見てはいけない1作品も紹介」でした。