本人は全く気づいていない虚言癖とは一体何か?

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後の祭り

皆さんは『虚言癖』という言葉を聞いたことがありますか?
おそらく、聞いたことがある人も、聞いたことがない人もいると思います。

実は僕自身、24歳になるまで『虚言癖』という言葉を聞いたことがありませんでした。
そして、その言葉を知った時「自分の事だ・・・。」と僕は思いました。

そもそも虚言癖とは?

虚言癖とは、どうしても嘘をついてしまう人間の性質をあらわす俗語です。

例えば、こんなことありませんか?

  • 「つい話を盛ってしまった。」
  • 「言いたいこととは違うことを話してしまった、」
  • 「咄嗟に嘘が出てしまった。」

もちろん人間ですから、嘘を全くつかない人はいないと思います。
優しい嘘だってあります。そして、普通は嘘をついてるのをわかった上で嘘をつきます。。

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しかし虚言癖はちょっと違います。
わざと嘘を言っていません。無自覚で嘘をつきます。

嘘をついてる事に、気がついていないんです。
だから僕も何度も嘘をついたことがあります。

・やったことない事を、やったことがあるように見せて話をした。
・本当は宿題やってないのに「俺はもう終わったよ?」と言って、安心していた。
・今まで付き合ったきた人数をごまかして話した。
・仕事でミスをされて指摘された時に、嘘の報告をしてしまった。
・僕の部屋は綺麗だよ→本当は汚い
・オンラインゲームで付き合う事になった彼女の事を、周りには「習い事で出会った彼女なんだ」と話した。
・あぁ、それ知ってる!!→知らない
・行ったことないのに「俺そこ行ったことあるけど~。」と話を盛った

恐ろしいことに、どれも悪気なく嘘を言ってきたんです。

周りを盛り上げようとして話を盛って嘘をついたり、絶対に負けたくないから嘘の話をしたり、少しでもカッコよく見られたいから嘘の自分を演じたりするんです。

そして後で後悔します。

なんであの時嘘をついちゃったんだろう。
なんであの時素直になれなかったんだろう。
また嘘を言っちゃったよ。僕は最低だ。って。

その結果どんどん自分が苦しくなってどんどん人と距離を作ってしまう
周りも疑いの目を向けるから、だんだん人と話すのが怖くなる

気がつけば心から本音を話せる人がいなくなっていく・・・。

更にその中でも、話を聞いてくれる人がいると、
その人だけには心を開いては甘えたり、依存をはじめます

その時はとても活き活きしているかもしれません。

でもその人がいなくなると怖くなって、
その人がいなくなりそうになると、また嘘をつく。

気がつけば「重たい人だね。」と言われ、
その人との縁がなくなる・・・。

そういった事を繰り返しているうちに、
無自覚で嘘をつくようになってしまい、
自分の本心もわからなくなる・・・。

 

それが虚言癖だと僕は思っています。

 

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でもわかっています。
本当は嘘はつきたいくないんです。
本当は、素直になりたいんです。
本当は、心から一緒に笑いたいんです。

でも本音を言った瞬間、
嫌われるかもしれない。
今までの自分を守っていた壁がなくなるかもしれない。

だから怖い・・・。

だから本音を言えない。
言おうとすると体が震える・・・。

 

 

でも大丈夫。

大したことはないんです。
自分の中で勝手に悪い想像をして、怖くなってるだけです。

素直な想いを出せば、相手は受け止めてくれます。
世界はもっと優しいんです。
勝手に、この世界は冷たいと思っているだけです。

大丈夫。

私も嘘をついてしまいます。
でも少しずつ素直になるように意識しています。

最初はそれだけでいいんです。
自分はそういう癖があるんだと気づけば、それでいいんです。

ここから変わっていきましょう。

次の記事→虚言癖の心理と原因①構ってほしいから嘘をつく