ビジネスでは、取引先の方を接待をすることや、逆に誘われることもあるのではないでしょうか。
そんな時、何に気をつければよいのでしょうか。
接待で失敗をしてしまい、取引先との商談がうまくいかなくなるといったことは、できれば避けたいですよね。
そこで、ここでは、接待で気をつけることやNG行為について詳しく紹介していきます。
目次
接待で気をつけることとは?
接待で気をつけるべきことを詳しく紹介していきます。
約束の場所には、余裕をもって到着しておく
遅刻は絶対にしてはいけません。
15分ほど前には到着し、予約の確認などをするのがよいでしょう。
5~10分前には出迎えられるようにしておきます。
言葉遣いに気を付ける
どんなに親しい間柄であっても、会社の代表として接待に参加していることを忘れてはいけません。
お酒が入ったからといって失礼な行為は慎むようにしましょう。
「無礼講」と言われても当然限度がありますので、敬語でのやりとりが無難です。
相手が主役であることを忘れない
接待は相手をおもてなしすることです。
常に相手が主役であることを忘れず、基本的には聞き役に徹しましょう。
相手の立場になって、何をすれば喜んでもらえるか考えることが大切です。
帰りの車(タクシー)や手土産などの手配
タクシーはお店の人に早めに頼んでおくとスマートです。
タクシー代の準備も忘れずに。
詳しいタクシー代の渡し方については以下をご覧ください。
また、手土産も準備しておくと良いでしょう。
相手が喜んでくれるものを選び、「これからもよいお付き合いをお願いします」という気持ちを伝えられます。
下記記事で、手土産の選び方や渡し方を詳しく紹介していますので参考にしてください。
支払いはスマートにすます
接待の際の支払は、トイレに立ったふりをして見えないところで会計を済ませるのがスマートです。
テーブル会計のお店だったとしても、事前にスタッフにお願いして、見えないところで支払いを済ませましょう。
お礼の連絡を忘れない
接待が終わった後か翌日に、お礼のメールか電話を必ず入れましょう。
接待におけるお礼メールを送るタイミングやポイントについてはこちらを参考にしてください。
接待を嫌う人に無理強いしない
接待や飲み会などが好きではない人もいらっしゃいます。
そのため、嫌がる人に無理やり参加を求めたりするのはやめましょう。
また、会社が接待を禁止している場合もあるので、相手の会社の方針も事前に調べておくのがよいでしょう。
ここまで、接待で気をつけることについて見てきました。
次に、接待でのNG行為について紹介していきます。
接待でのNG行為とは?
続いて、接待におけるNG行為については以下となります。
酔いつぶれて醜態をさらしたり、お酒を断固拒否する
楽しい時間であっても、飲みすぎて醜態をさらさないよう注意しましょう。
主役は相手ということを忘れずに。
また、相手からの勧めを断固拒否してしまうと場の空気が悪くなってしまいます。
やんわりと飲めない理由を伝えたうえで、丁重にお断りするのが良いでしょう。
自分が先に食事に手を付ける
接待の場合は、取引先や目上の人が箸を付けてから自分も食事をするようにしましょう。
相手が遠慮をしてなかなか食べ始めない場合は、「冷めてしまうので、温かいうちにどうぞ」など、さりげなくすすめることが大切です。
咀嚼音を立てて食事をする
クチャクチャと咀嚼音を立てると、相手に不快感を与えてしまいます。
話が弾んでいると、ついやってしまいがちですが、口を閉じて噛むようにしましょう。
香水を付けて参加する
香水の強い匂いは、食欲を減衰させてしまいます。
匂いの強い柔軟剤も同じです。
接待の日は特に気をつけましょう。
店員さんへの対応が悪い
取引先に丁寧な対応をしても、店員さんへの対応が悪いと印象がよくありません。
店員さんにも取引先と同様に丁寧に対応をするよう心がけましょう。
これらが、接待でのNG行為となりますので注意しましょう。
最後に、接待を成功させるための心構えについて見ていきたいと思います。
接待を成功させるための心構えとは?
接待を成功させるための心構えとして重要なのは、おもてなしの心を忘れないことです。
相手はどうしたら喜んでもらえるか、相手は何をしてほしいか、相手の立場になって考え、行動することが大事です。
日ごろから、身近な人たちに対して思いやりを持った行動をしていれば、接待の場でも同じように行動できますよね。
接待を成功させるための心構えとして重要なのは、常に思いやりと謙虚な心を忘れないことですね。