匿名だからと言って調子に乗るな!実録・情報開示請求の恐怖

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後の祭り

ブログやSNS を何かしらの不満のはけ口にしている人は多いのではないでしょうか。匿名でできるためいくら吐いても誰にも迷惑をかけない、仮にかけたとしても自分とわかることはないと思って、どんどん毒を吐き続けている人も少なくないでしょう。

僕も昔運営していたブログである企業について批判的な記事を書いたことがありました。そうするととんでもないトラブルに発展したのです。

何も考えなしに批判を繰り返している人は、今回ご紹介する情報を参考にして、少しはその姿勢を正した方がいいのかもしれません。あまりにも批判を繰り返すと本当に痛い目にあいますよ。

目次

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なぜ情報開示請求されたのか

昔運営していたブログで、ある企業について批判を繰り返していました。その批判内容というのは今考えると非常に稚拙なもの。一度仕事をした事がある会社だったため、その会社に対してもっとここをこうすればいいのにという第三者からの改善的意見を書いていたのです。

ですので、厳密には誹謗や中傷には値しないのかもしれません。そのような記事をおよそ10記事ほど更新した頃でした。突然その記事を書いているブログの運営元から発信者情報開示請求というものが届いていますとメールがあったのです。

恐る恐る見てみると、その会社の顧問弁護士からの依頼で「あなたに対して損害賠償請求をしたいので、あなたの本名や住所について聞きたい」とのこと。

このように言っていますけど、あなたが発信者ということを教えてもいいですかね?とブログ運営元から問い合わせがあったのです。この頃、法的な知識というものが一切なかったため背筋が凍りました。

一体どうすればいいのか、なぜこんなことになってしまったのかと頭が真っ白になったのを覚えています。

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誹謗中傷をしていなくても情報開示請求される

批判的な記事を書く人の多くが、こんな記事は誰も見てないだろうと思っていると思います。僕も実際そう思ってました。なぜかというと1日のアクセス数は5件ほど。

コメントなどもすべて受け付けていなかった為、一方的に情報を配信するという形でしたし、とんでもない誹謗中傷や、放送禁止用語、差別用語なども言ってるわけではなかったので、そんじょそこらの誹謗中傷ブログに比べたら軽いものと思ってたのです。

他にも関わらず、情報開示した請求が来たため、焦りに焦りました。いったい誰が通報したのだろう、と。おそらくその会社の人が検索で見つけたのでしょう。

最近エゴサーチというものが流行っています。自分の名前や自分の会社を検索して、誹謗中傷的なものがあったら対策を講じるというもの。

この話はもうかなり前の話なので、エゴサーチという言葉自体もありませんでしたが、当時からその会社の担当者はエゴサーチをしてたのかもしれません。

書いた記事がその会社の名前で検索すれば上位表示されていたため、目についたのでしょう。これ以上アクセスが広がることを防ぐため、早めに手を打ってきたと考えられます。

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情報開示請求された時の対処法

情報開示請求が送られてきてから僕は一体何をしたかというと、とりあえずすべての記事を削除しました。そして、運営しているブログに情報開示して欲しくないという旨を伝えました。

その開示して欲しくないという理由は「自分はそこまで誹謗中傷的な内容も書いていないし、御社に損害を与えるために書いてたのではない。

しかし反省はしてるし、反省した結果このように書いていたことを全て削除している」という文章にしたのです。その後は全く動きはなく、一切連絡はなし。音沙汰無しとなっています。

おそらくその記事が消えていたため、それ以上先の対策をすることなかったのでしょう。脅しをかけてきて、その脅しにまんまとのせられ、今回はびびってやめてしまいましたが、それから先も抵抗していたとすると、実際に訴訟まで発展したかもしれません。

今回は運がよかったので、大事にはいたりませんでしたが、仮に法的知識をもって解決しなければならなくなった場合、この記事を参考にして見てください。

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まとめ

今回ご紹介した話はインターネット黎明期とはいいませんが、まだスマホなどが普及する前のかなり前の話です。今ではこの情報開示請求の件数は更に上がっているのではないかと思います。

なぜかというとブログもSNS も昔以上に流行っているためです。匿名で簡単に情報発信できるため、自分の会社や自分自身が何か批判されていないかどうかということをチェックしてる人は多いと思います。

匿名とはいえこのように情報開示請求ということができます。あなたが何者かということは簡単に調べることができます。軽々しく他人に向けての批判や中傷重傷というものはネットに書かない方がいいでしょう。

どうしても書きたいというのであれば、日記に書くことをお勧めします。インターネットに書くことは公共の場に自分の意見を発信するということ。

その重大さや危険性というもの忘れてしまえば、とんでもないトラブルに発展することがあります。